業務内容
【職務内容】
◆監査におけるアクチュアリー業務およびそのサポート業務。
・<生保分野>・・・保険負債関係の適正性の確認(責任準備金等の確認)、
保険計理人意見書の確認
・<損保分野>・・・保険負債関係の適正性の確認
(責任準備金・支払備金等の確認)、
保険計理人意見書の確認
・<年金分野>・・・退職給付債務に関する業務
◆アドバイザリー業務
◇リスク管理・ERM・ALM
・金融庁がORSA報告書提出を進める中、ますますリスク管理
の高度化ニーズが高まっています。PwCでは、
中長期的自己資本計画等への対応、リスク計測フレームワーク
の高度化支援、内部モデルの第三者評価、ALMモデリングを含む
リスク管理の高度化支援を行います。
保険関連のすべてのリスク計測を支援しますので、
保険キャッシュフローと密接な関連がある金利リスクの高度化、
アカウントバリューの変動が保険給付の最低保証に連動するVAリスク、
VAヘッジング、再保険活用等の高度化支援も行います。
■IFRS
・グローバルに業務を展開を考える生損保にとってはIFRSの導入が重要
となってきます。PwCグローバルとの定期的な意見交換を実施しており、
最先端のIFRS業務支援を展開します。
■エンベディッド・バリュー
・エンベディッド・バリューの算定支援およびレビューにとどまらず、
経済価値バランスシート管理、ERMにおける経営管理への活用も含め、
多面的な角度から支援を行います。
■トランザクションサポート
・国内案件に限らず、クロスボーダーな生損保デューデリジェンスも実施
しており、欧米、東南アジアなど案件は多岐にわたります。
PwC各部門が協力し、財務諸表DD、株式価値分析評価、ビジネスDD、
ITDD、税務DDなど総合的に支援できることが強みとなっています。
■プライシング/アナリティクス
・生損保ともにプライシング業務を支援しており、また、収益検証業務支援、
商品戦略の延長としてのビジネス戦略支援、コミッション戦略やクロスセル等
マーケティングアナリティクス支援等も行います。
■アポインテッド・アクチュアリー
・特に、損害保険領域については、アポインテッドアクチュアリー業務
を支援します。
■年金アドバイザリー
・IFRS導入企業への退職給付関連コンサルティング、PBO内部統制・検証
に関するコンサルティング業務、年金関連法改正に伴うコンサルティング
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<Actuarial Services(AS)について>
PwC JapanのAS(Actuarial Services)グループは、金融機関、
特に生損保会社をクライアントとして様々なアクチュアリー
に関する幅広いアドバイザリー業務、監査業務を提供しています。
なお、PwC JapanのActuarial Servicesは、PwC のActuarial Services の
グローバルネットワークと緊密な連携を行っており、定期的なリーダー人材
の交流、積極的なグローバルな転勤制度による人的交流、ナレッジやスキル
の共有化を促進しています。したがって、昨今ではIFRS、ソルベンシーⅡ
といったグローバルな課題が多い中、欧米を中心としたPwCグローバル
の先進事例を活かしつつ、適宜グローバルの専門家と緊密な連携を取りながら、
クライアントの課題解決を行うことも多くなってきています。
日本では「アクチュアリー」という職種は、生損保の数理決算・商品開発、
あるいは年金数理業務を行う専門家と一般に認識されていますが、
PwCのActuarial Setrvicesでは、このような狭義な捉えかたをせず
「クライアントの重要な経営課題に対して、将来に対する洞察力とともに、
リスク分析的なスキルでソリューションを提供すること」をコア・コンピタンス
であると位置づけています。したがって、私どもは極めて高い専門性と十分
なビジネスの理解を融合させ、複雑なデータを取扱い、
それをビジネスのソリューションに繋げていく専門家を目指しています。
したがって、保険数理や確率統計学や金融工学などの専門領域を活かすだけでなく、
場合によってはマネジメントレベルの意思決定に関わるような領域も含めて、
クライアントへの適切なソリューションを提供します。
おすすめポイント
Recommendation point
【社風】
『世界で最も魅力的な企業ランキング第2位(Universum社調べ)』に選ばれるなど、
グローバルでは圧倒的ブランド力を誇りますが、日本の四大監査法人のなかでは
一番新しい組織なため、過去にとらわれず常に新しいことにチャレンジできる雰囲気
があります。また、多種多様な能力を持った人材が個々の能力を活かせる風土を大切
にしております。
【キャリアパス】
他監査法人と比較して、部署、ポジションの垣根が薄く、多様なジョブの経験を通じて
キャリア形成を支援する制度が用意されており、オープンエントリー制度による
部署異動も可能。また、PwCコンサルティング、PwCアドバイザリー、税理士法人PwCなど
他のPwCグループ会社へ移籍、PwCのネットワークを活かして海外で活躍する道も
用意されています。
【多様な働き方】
作業の場からコラボレーションの場へ。在宅勤務やフリーアドレス制など多様な働き方を
推進しています。ライフイベント(育児、介護)を迎えた方や、時間的・地理的制約を
抱えた職員も、最前線で活躍していただくために、多くの支援制度を導入しています。
企業情報
- 掲載企業名
- PwC Japan有限責任監査法人
- 住所
- 東京都千代田区大手町1-1-1 大手町パークビルディング
- 事業内容
- ■会計監査および各種証明業務
■アドバイザリー業務
- 設立年月日
- 2006-06-01
- 資本金
- 10億円(2019年7月1日現在)
- 代表者名
- 代表執行役 井野 貴章
- 従業員数
- 3,157名 (2020年6月30日現在)
- 契約上の業種
- サービス業