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自己応募/エージェント/リファラル採用のメリットとデメリット

応募したい企業やポジションが見つかったら、実際に応募することとなりますが、応募方法にもいろいろと種類があるのをご存じでしょうか?

自己応募や転職エージェントを利用することは一般的ですが、コンサルティングファームなどではリファラル採用(社員が友人・知人などを紹介する方法)を取り入れている企業も増えてきています。

ここでは、それぞれのメリット・デメリットをお伝えしてきます。

 

 

自己応募

企業HPや転職求人サイトなどから企業・ポジションを見つけ、自分自身で直接応募をする方法のことです。

 

・自己応募のメリット

①    好印象を持たれる可能性がある

自分自身で企業を探し、応募をするという手間を掛けているという点で、企業側としては「わざわざ探して応募をしてきてくれた」という印象を持ってくれるかもしれません。
そのため、自然と志望動機が強いものと見てくれ、選考においてもその姿勢がプラスに働く可能性もあります。

 

②    自己応募のみの求人がある

求人サイトや転職エージェントを通じた採用を行っていない企業・ポジションへも応募することができます。
自社HPでしか募集の周知をしていない、募集はしているけれど大々的な周知はしていないといった企業も少なくなく、そういった企業にもアプローチできるのは自己応募ならではのメリットと言えるでしょう。

 

③    自分のペースで進められる

転職エージェントを通じることでキャリアアドバイザー、リファラル採用であれば知人などと第三者の介入が伴う他の応募方法に比べると、周囲の意見に左右されることが少なく、求人内容に一対一で向き合うことができる自己応募は、自分のペースで応募・選考を進めることができる点でもメリットと捉えることができるかもしれません。

 

・自己応募のデメリット

①    選考対策が受けられない

応募企業の選考プロセスやその対策について、ご自身でリサーチし、対策を進める必要があります。この点では、転職エージェントを通じた応募に比べると少々不利と言えるかもしれません。

 

②    出会える求人が限られる

自己応募で申し込む場合は、想定していなかった・知らなかった企業やポジションについての情報や提案を得ることは少々難しいでしょう。
そのため、出会える求人の幅が限られてしまう可能性は否定できません。
可能性や選択肢を広げたいと思う場合は、希望の業界を調べたり、ご自身の経験を活かせそうな職種について先入観を持つことなく開拓するひと手間が必要となります。

 

③    条件交渉が難しい

選考が進んだ場合、働き方や待遇など労働条件の交渉も自分で行う必要がありますが、まずは内定を獲得することを目標とすると、特に年収については希望を強気に伝えていくことは容易ではありません。遠慮してしまい、自分が希望する条件を満たすことができなくなってしまったり、強気に出たことで選考に落ちてしまったりするリスクもあります。
こうした交渉はご自身の負担になってしまう可能性があります。

 

転職エージェントを経由した応募

 

転職の際は、多くの方が転職エージェントを利用するかもしれません。
特に、コンサルティングファームへの転職を希望されている方の場合は、それ相応のサポートを求め、転職エージェント経由で希望する企業への申し込みを検討することと思います。

 

・転職エージェント経由応募のメリット

①    知らなかった企業やポジションを客観的に提案してもらえる

これまでに得た経験やスキル、今後のキャリアプランを踏まえ、ご自身では知り得なかった企業・ポジションの求人を紹介してもらえることが、転職エージェントを利用する大きなメリットの1つです。
あなたにマッチするポジションを客観的に提案してもらえることで、転職市場における価値を確認するとともに、キャリアの選択肢を広げることができます。

 

②    選考対策を行ってもらえる

転職エージェントは、どのような選考が実施されるのか、応募書類はどのような点に留意して作成すべきか、面接ではどのようなことを聞かれ、どのように答えれば良いのかなど、選考に関する情報を企業・ポジションごとに把握しているため、効率的な転職活動と内定に向けた適切なサポートを行ってもらえます。

 

③    企業の社風や文化について情報を得られる

志望企業の事業内容や組織体制などについてはHPや書籍から情報を得られるものですが、社風や文化についてはその内情までを知ることはなかなか難しいことです。
転職エージェントではそのような情報に加え、給与や福利厚生などの待遇面について日頃から情報を得て蓄積しているため、客観的にアドバイスを提供してもらうことが可能です。

 

④    給与などの条件交渉をしてもらえる

自己応募のデメリットとして記載したとおりですが、非常に手間がかかる給与などのセンシティブな条件面の交渉、他企業との選考状況を踏まえた内定受諾期限の延長交渉などを、転職エージェントに実施してもらうことが可能となります。

 

・転職エージェント経由応募のデメリット

 

①    エージェント選びは慎重に

『エージェントを利用する』においても触れたように、扱っている求人の数や選考対策のクオリティは、転職エージェントによって差が大きくあるため、エージェント選びはしっかりと行いましょう。

例えば、提出書類の非常に細部にまで目を通してフィードバックをくれたり、何時間も面接練習に取り組んでくれたりする転職エージェントがいる一方、特定の企業・ポジションの応募を強引に勧めてきたり、必要最低限の誤字脱字チェックしかしないという転職エージェントが一定数存在するのも事実です。

よりよいサポートを得るために、サービスに定評のある転職エージェントを選んだり、ホームページに記載されている実績のある担当者を指名したりするなど、転職エージェント選びには気を配る必要があります。

 

②    自分のペースで進められない

こちらも転職エージェントやその担当者、そして利用する側の感じ方によっても違いがあるものと思いますが、「特定求人への応募を強引に勧められた/逆に応募を否定された」、「選考における手ごたえをこまめに聞かれてその対応が手間と感じた」、「内定承諾を急かされて困った」などのネガティブな感想が見受けられました。

転職エージェントへの対応をしなければならないという点で、自分のペースを乱されるというデメリットが生じてしまうようです。
ただし、この点については、相性の良い転職エージェント・担当者選びによってクリアされることでもありますので、やはり慎重な転職エージェント選びを行うことをおススメします。

リファラル採用による応募

 

・リファラル採用経由のメリット

①    信頼性に基づき、書類選考通過率が上がる

自社に勤務する社員が推薦しているという「お墨付き」が少なくともあるので、自己応募・転職エージェント経由での応募よりも書類審査が通りやすくなる可能性があります。

 

②    企業情報を収集しやすい

より正確な企業情報を得る手段としては、やはり社員に聞くのが一番です。
文化や社風、労働環境、業務内容などについて、知人から内情を聞いた上で応募ができます。
結果、入社後のミスマッチも低くなることにつながります。

 

・リファラル採用経由のデメリット

①    選考対策が不十分

その企業に内定をもらい、入社した知人から多少のアドバイスを得ることはできますが、提出書類のフィードバックや面接対策など、状況に合わせた適切なサポートを十分に提供してもらうことは難しいものです。
そのため自己応募と同様に、自分でしっかりリサーチし、対策をした上で選考に臨む必要があります。

 

②    内定辞退しづらい

転職をする際は、やはり複数の企業から内定をもらい、比較検討した上で最終的に入社する企業を決めるのが理想です。
しかし、リファラル採用においては、推薦してくれた知人との関係性を考慮すると、内定を辞退しづらいという問題が生じます。
そうはいっても、転職という重大な決断をする上では内定辞退をせざるを得ないこともあると思いますので、その際は十分誠意をもって対応するように心がけましょう。

 

まとめ

 

転職において、この応募方法が良いという正解はありません。
転職活動から転職に至るまでのすべてを自分のペースで進めたい方は、自己応募が向いているでしょう。

一方で、書類作成や面接などの選考対策が十分にできていない方や年収アップを目指し積極的に交渉して欲しい方には転職エージェント経由で応募することをおすすめします。準備もある程度自分で進めることがき、希望する企業・部門への紹介をしてくれる知人がいるのであればリファラル採用経由での応募が非常に有利です。

ご自身の転職活動の準備状況や進め方、スタンスに応じて適切な応募方法を選ぶ、または併用することを検討してみてはいかがでしょうか。

 

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