職種から求人を探す
- IT・ネットワーク
- WEB・オープン・業務 汎用系 WEBデザイナー セキュリティ・デバッグ・テスター・品質管理 設計・構築(ネットワーク・インフラ) 保守・運用(ネットワーク・インフラ) データサイエンティスト・AI ITコンサルタント・CE・その他 社内SE プロジェクトマネージャー/リーダー(PM/PL)
ケース面接とは、面接官がクライアントとなって課題をその場で提示し、解決策を提言するよう求められるシミュレーション型の面接のことを指します。
コンサルティングファームのクライアント企業、特に大手ファームに依頼するような企業であれば、少なくとも売上1000億円以上の規模となり、そうしたクライアント企業のCxO等から寄せられる課題を解決するための能力がコンサルタントには求められます。
ケース面接を行う最大の目的は、そのようなCxOの相談にも応じることができるコンサルタントとしての素質、高水準の論理的思考力やコミュニケーション力の有無を確認するためと言えます。
元々は戦略系コンサルティングファームで行われていた面接形式ですが、近年では総合系・IT系コンサルティングファームでも出題されることが多いため、コンサルティングファームへの転職を検討されている方は必ず対策しましょう。
ケース面接は、通常面接と同様のタイミングで実施されることが多いようです。
面接の冒頭に実施される場合もあれば、志望動機などの確認を済ませた後にケース面接へ移行することもあります。
実施時間は30分程度となることがほとんどのようですが、一方で、元来ケース面接を実施していた戦略系コンサルティングファームなどは、1次面接・2次面接において、志望動機の確認を簡単に済ませた後、60分近くをケース面接に割くという企業もあるようです。
やはり、戦略系コンサルティングファームを志望する方は特に念入りな対策が必要と言えるでしょう。
ケース面接は以下のような流れで行われます。
↓
↓
論理的思考力はコンサルタントとして問題解決に欠かせない能力であり、ケース面接において最も重要視されています。
現状分析力、課題特定力、戦略立案力、効果測定力の有無を企業側はこのケース面接で見ているものと思われます。
コンサルティングはチームプレーで行うことがほとんどです。
そのため高いコミュニケーションスキルが要求されます。
そこでケース面接では、面接官とのコミュニケーションを取りながら解決策のゴールを目指せるように努めましょう。
入社した場合、面接官と業務を行う可能性もゼロではありません。
一緒に働きたいと思っていただけるように印象付けることも面接を突破するためには重要な要素となってきます。
コンサルタントは限られた時間内で解決策を考案・提示しなければならず、時間的・精神的なプレッシャーが伴います。
そのためケース面接ではプレッシャー耐性の有無も問われます。
冷静に、そして確実に、クライアントを良い方向へ導く提案をよりスピーディーに行うことがコンサルタントには求められているのです。
ケース面接の概要やポイントがわかったところで、より良い評価を得るためには、どのような点に気を付けて臨むべきなのでしょうか。
ボストン・コンサルティンググループの「面接準備と模擬ケース『ケースインタビューのTips』(https://www.bcg.com/ja-jp/careers/roles/consulting/interview-resources)※2023年4月18日時点
に基づいて、15のポイントを押さえていきましょう。
いかがでしたか?
ケース面接やワークショップ型選考は準備や対策に時間を要しますし、現職での業務を抱えながら行うにはそれ相応の負担が伴います。
しかし、現役コンサルタントである面接官と課題に向き合い、ディスカッションできるという機会は大変貴重なものです。
「ケース面接での対応方法」のポイント15番目として取り上げた「楽しむ」というのは、ケース面接を突破するにおいて非常に大事な要素かもしれません。
※弊社のサポート内容・特徴についてはこちらもご覧ください➡富士誇の特徴